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【保存版】織田信長の名言・格言厳選19選!桶狭間や本能寺の変での有名な名言と意味を徹底解説!

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わずか18歳で織田家の家督を継ぎ、尾張の小さな大名から天下統一目前までのし上がった織田信長は、数多くの戦国武将の中でも屈指の人気を誇る人物です。冷酷・残虐なイメージで、魔王などと呼ばれることもありますが、実は庶民に大変フレンドリーだったなどのエピソードも残っています。さすがは、天下統一目前まで領地を拡大した戦国時代の名武将、その名言・格言は現代にも通じるものがたくさんあります。今回は、織田信長の名言・格言からその人物像や人生観、人材育成法やリーダーシップ論を読み取っていきたいと思います。

目次

名言から見る、戦国武将織田信長の人生観を感じる名言

本能寺の変
本能寺の変(Wikipediaより)

戦国時代は、常に戦さ(死)と隣り合わせ、いつ何が起こるかわからないそんな波乱の時代を生き抜いた信長の人生観を感じる言葉をまとめました。この言葉から、人生をどういきていくかのヒントがもらえるかもしれません。

1.人間五十年 化天(下天)のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり 一度生を受け 滅せぬもののあるべきか

まずはじめにご紹介するのは、織田信長の名を全国に轟かせたきっかけとなった桶狭間の戦い(今川義元)の際、出陣の前に舞ったとされる「敦盛」からの一句です。日々を全力で生きてきた信長らしい一言です。人間五十年しか生きれないのだから・・・と訳されることもありますが、正確には少し違います。ここでの意味は、。 「化天(下天)の一昼夜は人間の五十年に当たる、天界のそれに比べると人間の一生は1日にしかならない、それは夢や幻のようなものだ。」 となります。しかし、49歳の時本能寺の変で自ら命を絶った信長の人生と重複するところもあり、印象深い名言ですね

2.是非に及ばず

これまた有名な名言です。織田信長の最後 「本能寺の変」 で、明智光秀のクーデータに気づいた森蘭丸に答えたセリフです。。 是非に及ばず=しかたがない、やむを得ない の意味。本能寺の変の同期には、様々な説がありますが、自分の腹心として、様々なことを話していた明智光秀の反乱であればしかたがない、ここまでか、潔く最後を迎えた織田信長の最後を象徴する名言です

3.鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス

日本人であれば、歴史で習い誰しもが一度は耳にした句、こちらは織田信長が直接語った格言などではなく、織田信長の性格を表した格言として有名です。

  • 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス(織田信長)
  • 鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス(豊臣秀吉)
  • 鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス(徳川家康)

戦国時代を代表する3大戦国武将の性格を表したとされるこの句を歌ったのは、第9代平戸藩藩主「松浦静山」と言われています。「鳴かぬなら殺してしまえ」とは、自分の意のままにならぬなら殺してしまえ、といった残虐で短気な一面を表されています。この句のイメージから、信長は冷酷・残虐なイメージ、魔王などと呼ばれているのかもしれませんね。

4.理想を持ち、信念に生きよ。理想や信念を見失った者は、戦うまえから 負けているといえよう。そのような者は廃人と同じだ。

何事も理想を描き、その信念のもとに行動をする、理想も信念もない者は死んだも同然。 自分の理想、信念をしっかり持って生きる まさに現代社会にも通じるものがありますね。「天下布武」を掲げ天下統一を目指していた織田信長らしい名言です。

5.生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る。自惚れる。しかし、生まれつき才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。心構えがまるで違う。これが大事だ。

有名なうさぎとかめの話に象徴される名言。才能を持っている人間は、その才能に自惚れ努力を怠る。才能がない者は努力を怠らない。 「自分に才能があろうとなかろうと、努力を怠らないことが大事だ。」 常に努力をし続けるその心がやがて大きなことを成し遂げる力になる、まさに現代にも同じことが言える不変の真理ですね。

6.必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ。

時は戦国時代、いつ命を落としてしまうかわからない時代、その瞬間を必死に生きることで、人生は光り輝く。日々何かに打ち込み、 必死に生きるからこそ人生は実りあるものになる。 まさに真理を伝える言葉ですね。

7.恃(たの)むところにある者は、恃むもののために滅びる。

恃(たの)むというのは、「期待して信じること、待ち望むこと」です。何かを待ち望む者は、その待ち望むものを待っているために滅びる、といった意味です。「人を恃むは自ら恃むに如(し)かず」ということわざもあります。このことわざは、「他人は信用できない、自分の力をあてにする方が良い」という意味です。要は、 誰かが何かをしてくれるのを待つばかりでなく、自分の力で切り開いて行く 方が良いということですね。

8.絶対は絶対にない

どんなに無謀や不可能なことがあっても、決して諦めない、まさに織田信長の人生観そのものを表した言葉。かの英雄ナポレオンも「予の辞書に不可能(の文字)はない」と言ったといわれています。決して諦めないその姿勢は英雄には欠かせないものですね。シンプルな中にもいろんな思いを感じる名言ですね。

織田信長の戦いの信念を感じる名言

桶狭間の戦いをはじめ、武田軍を破った長篠の戦いなど数々の戦さを戦い勝利を収めていった戦国武将織田信長の、戦さに対する信念を感じる名言を集めてみました。この名言から現代を生き抜くヒントをもらえます。

桶狭間の戦い
桶狭間古戦場跡地

9.攻撃を一点に集約せよ。無駄なことはするな。

この言葉は、織田信長が合戦の時にいつも家臣に伝えたと言われています。無駄を嫌い効率を求めた信長だからこそ、 余計なことはせずポイントに集中していく ことで数々の戦さに勝利を収めてきたのでしょう。現代においても、何に集中するべきかを見極め、一点に集中することで突破できることは多いのではないでしょうか?桶狭間の戦いでは、一点に兵力を集中させ今川義元の本陣を攻めたことで勝利を治めたと言われています。まさに織田信長自身がこの名言を実践していたんですね。

10.戦に勝るかどうかと兵力は必ずしも比例しない。比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ。

この名言も、織田信長の名を世に広めた「桶狭間の戦い」を象徴するかのような名言です。2万を超える今川義元軍に対して、わずか2千あまりの兵で勝利を収めた信長。兵士の数ではなく、 自分がどう兵士を動かすかで戦さの勝敗は決まる。 自分が考えた戦略により、戦さに勝つことができるのだ、まさに自分を信じよということですね。

桶狭間の戦い(織田信長と今川義元との関係)についてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

11.臆病者の目には、敵は常に大軍に見える。

勝負は戦う前から決まっている、 自分に自信がないと必要以上に敵が大きく見える。 常日頃から鍛錬を怠らず技を磨き続ければ自信を持って戦さに挑むことができる。現代においても、常日頃から鍛錬を怠らずに努力することによって、大きな成果をもたらすことができるのではないでしょうか?

12.仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ。

まさにその通りですね。これは電通鬼の十訓にもほぼ同じ言葉がありますね。 自ら考え、自ら行動をするところに道はひらけて行きます。 只々指示を待つのではなく、自ら見つけて行動していきましょう。

13.およそ勝負は時の運によるもので、計画して勝てるものではない。功名は武士の本意とはいっても、そのあり方によるものだ。

何事も計画を十分に練り実行することはとても大事ですが、どんなに綿密に計画を立てても、計画通りに行かないこともあります。 考えるばかりではなく、踏み出す勇気も大事だということを教えてくれる言葉です。 また、手柄のことばかりを考えるのではなく、手柄の立て方にも工夫をこらす、細かいところも考える必要があるということも伝えてくれています。

14.人城を頼らば城人を捨てん

いくら立派な城でも、城にこもっていても戦さには勝てません。 城の能力を生かすも殺すも人次第。 つまり戦略が大事ということですね。自ら準備を怠らないことでしか勝ち残れないということを教えてくれる名言ですね。

織田信長のリーダーシッップを感じる名言

天下布武を掲げ、天下統一を目指していた織田信長。家臣には豊臣秀吉をはじめとして有名な武将もたくさんいました。その名将たちを束ねていた、人材育成やリーダーシップ論を表している名言を集めました。

15.組織に貢献してくれるのは優秀な者よりも能力は並みの上だが、忠実な者の方だ。

組織には、優秀なものばかりいてもまとまりがつかないことが多いです。もちろん、リーダーは必要ですが、皆がリーダーでは収集がつきません。能力は並より少し上、そして忠実な者がたくさんいる組織が強い。一人一人の能力を見極め、全体として強い組織を目指していた織田信長らしい言葉ですね。

16.人を用ふるの者は、能否を択ぶべし、何ぞ新故を論ぜん。

優秀なものを正当に評価し抜擢する人事を行なっていたと言われている信長。古くからの付き合いがあるから、縁があるからなどということも大切ですが、 能力をしっかり見極め、適材適所の配置 をするからより強い組織を作れるという、まさに織田信長の人材育成、組織論ですね。

17.人は心と気を働かすことをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出するようでは役に立たない。その点、お前は塵に気付いて拾った。なかなか関心である。

言われたことだけを忠実にこなすのは当たり前だが、 自ら気づき行動することの大切さを教えてくれます。 冷酷なイメージを持たれている信長ですが、働きをしっかり評価していたとも言われています。しっかり働いたものには、それなりの対価をあたえるということを表す言葉でもありますね。

18.器用というのは他人の思惑の逆をする者だ。

本当に器用というのは、ただ要領よく物事をこなすということではない、よく考え、 人が思いつかないようなことをやってのける それが本当の器用というのだということを教えてくれています。奥が深いですね。

19.愚かな間違いを犯したらたとえ生きて帰ってきてもワシの目の前に姿を見せるな。

無謀な行動は時としてうまくいくこともありますが、組織にとってよくない影響を与えることが多いものです。愚かな間違い、無謀な行動をしてしまう前によく考え、何が最善の策かを考えることが大事ですね。織田信長は裏切りを決して許さなかったといいます。時には 冷静に損切りする その姿勢は現代においても非常に大切なことですね。

まとめ

今回は、戦国時代を生き抜いた名将織田信長の名言をまとめてみました。そう簡単に命を落とすことはありませんが、現代でも何が起こるかわかりません。そんな時代を生き抜くヒントがたくさん込められてますね。信長の名言を心に、「光り輝く人生のためにいきていこう」と何事も全力を尽くしていきたいものですね。

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